ツクルとコワス

クリエイターにツクルとコワスを聞いてみた。造形作家石田周作さん

イシイコウジ

みなさまこんにちは。編集長のイシイです! 

この企画は、「モノやコト」を生み出すクリエイターに、つくったりこわしたりする中で、何が生まれるのか?

それはクリエイターの人生にどんな影響を与えているのか?を聞いてみる企画です。

今回、話を聞きに行ったクリエイターはこの方!!

 

造形作家の石田周作さんです。

イシイ「今日はよろしくお願いいたします!」

イシイ「早速本題の質問なのですが、作家活動をされている石田さんにとって“つくったりこわしたりする中”で、何が生まれるのか教えてください。」

 

石田さん「自分が依頼を受けて作る仕事は全てデザインが決まっていて、そのデザイン画を元に立体に起こしていきます。ディフォルメされたキャラクターにしてもリアルな造形にしても作っている最中は一生懸命作っているのですが、納品してしばらくすると、あの部分はあの表現でよかったのか?あの素材や道具で良かったのか?と反省点と疑問、次回同じ様な物を作る時への課題が生まれます。

イシイ「なるほど!“反省点と疑問”これはまさにクリエイターにとって最大の悩みでもあり、まさにツクルとコワスの本質ですね!ちなみに、それは石田さんの人生にどんな影響がありましたか?

 

石田さん「そうですねー。仕事で作った物でも、自主制作で好きに作った物でも作る度に新たな反省点と疑問が生まれて、どうやってそれを改善するか?と、ほぼその事しか興味が無いので、

実生活で何か問題が起きたり対人関係で悩んだりとかが無くなってきた様に思います。

ただずっと作業場にこもっていて1週間で唯一、話しかけたのが一緒に暮らしている柴犬しかいなかったという事もよくあるので、良いのか悪いのかよく分からないです、、、」

 

イシイ「そんな影響が!まさに職人魂ですね!」

 

イシイ「あれ・・・・・・・・・・石田さん??」

なんと!石田さんはまったく動かなくなった!!

 

実はこれ、石田さんの作品の1つでした!

ものすごいリアルなおじいちゃんで、最初見た時は一瞬びっくりしました。

とういうわけで改めまして、造形作家石田周作さんの紹介をさせていただきます。

ただ、石田さん本人は登場しませんので。

 

というわけで、プロフィールはこちら!!

 


造形作家石田周作

岡山県出身。大学を中退後2000年に特殊造形の勉強のために上京。

その後、円谷プロダクション「ウルトラマンコスモス」のスーツメンテナンス部から造形業を開始。

2002年からフリーランスとして特殊メイク工房、映画造形スタッフ、造形会社、文化財のレプリカ制作会社の仕事に従事。

2006年から岡山に拠点を移して、店舗ディスプレイや展示、撮影用の造形物や模型などを中心に制作。現在に至る。


 

そんな石田さんの最近の仕事を見せてくれました。

 

こちらは、「みんなのメカトロウィーゴ展」で使用された1/3スケールのウィーゴです。

https://m-wego.com

 

こんな感じでパーツを作って

 

組み立てて

 

こうなります。これに色が入ると1/3スケールのメカトロウィーゴの完成!

めちゃめちゃでかいプラモみたいでテンションが上がるやつです。

 

お次は「人形の国」の主人公エスローの等身大のフィギュア。

 

細部のディテールがすごい!

 

これは、先ほどの人形の国と同じ著者、

弐瓶勉氏の作品「シドニアの騎士」の読者プレゼント用で制作された、「小型カビザシ刀」。

 

まだまだ見せてもらいますよー!!

他にもこんなリアルな造形もされています。

これは何に使われたかと言いますと、こちら!

 

約束のネバーランド」の鬼マスクです。

すごいリアル!!

 

石田さんの作品は基本手作業が多いのですが、最近は3Dプリンターを使った制作も多いそうです。

 

例えば、このように3Dデータを作って、

 

型を作ります。

 

すると、こんな感じでリアルな作品ができます。

これなら、なんだって作れそうですね!

 

そんな、石田さんに今後の造形業界の未来について聞いてみました。

イシイ「正直、なんでも作れるすごい時代になったな。と思うのですが、石田さんは今後この業界がどうなっていくか教えていただけますでしょうか?」

 

石田さん「ここ数年で急激に3Dプリンターやデジタルスカルプトソフトが発達して、正直な所、業界の未来は予想がつかないのですが、

今までイラストやCGだけやっていた人も立体物を作れるようになって来ました。

これは凄く楽しくてワクワクする事だと思いますね。3Dスキャナーなんかもどんどん使い易くなってきていて、素早く作りたい形に出来るようになりました。

10年後とかはモデリング自体してるのかな?と思うくらいです。」

 

イシイ「やはり、テクノロジーの進化によって仕事のスタイルが変わりそうですね。」

 

石田さん「ただ、自分はやっぱりヘラを使って粘土で試行錯誤しながら作ったものや、人の手でノミやヤスリで削り出したものに魅力を感じるので、上手いことアナログもデジタルも使えたらなと思います。あと、個人で作れる物の幅が広がってきてるのでリジナルのデザインのフィギュアや造形物を世に出していく人がどんどん増えて行くと思いますし、自分もそうなりたいと思います。」

 

イシイ「なるほど!逆に個人の能力で勝負できる時代が来たってことですね!今後の造形業界はすごく変わりそうで楽しみです!本日はお忙しいところありがとうございました!」

 

造形作家 石田周作

モデリングファクトリーグライフ

Twitter   https://twitter.com/@shusaku_ishida

Instagram https://www.instagram.com/greif_009

 

 

 

 

2020.01.15 sat

WRITER

  • 編集長
  • イシイコウジ

  • 写真家

岡山生まれ。
写真屋さん→ニート→デザイン事務所→まさかの写真で独立→仕事めちゃ忙しい→悩む→40歳になってやりたいことやる会社「株式会社おじさん」設立する→ノリでWEBメディア「ヒゲとメガネ」始める→飲食経験ゼロで、クリエイターが集まる「BARおじさん」作る→超個人的な出版社 おじさん研究所を設立→最近ブロガーじゃね?って言われる。←いまここ。
・ファイブグラフィックス 代表
・株式会社おじさん 代表取締役
・BAR おじさん研究所 オーナー所長
・出版社 おじさん研究所 代表

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ツクコワライター

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  • イシイコウジ

  • 写真家

岡山生まれ。
写真屋さん→ニート→デザイン事務所→まさかの写真で独立→仕事めちゃ忙しい→悩む→40歳になってやりたいことやる会社「株式会社おじさん」設立する→ノリでWEBメディア「ヒゲとメガネ」始める→飲食経験ゼロで、クリエイターが集まる「BARおじさん」作る→超個人的な出版社 おじさん研究所を設立→最近ブロガーじゃね?って言われる。←いまここ。
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  • ツクコワライター#01
  • ガ人

岡山県のメーカー、タグチ工業所属で広報を担当している。やけに建設機械の先端で使用されるアタッチメント、と呼ばれる機械に詳しい。だが、理系ではない。

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岡山の制作会社でグラフィック・WEBサイトのデザインをしている傍らでミニチュアを愛でミニチュアを作る女。

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人を幸せにできるデザイン、人のためになるアートを目指しているクリエイター。基本的に何でも「おもしろい」から入るタイプ。岡山県出身。物事の奥深さにどっぷりハマっているさばちゃんです◎

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  • 株式会社スイッチ代表取締役

自称「和気町が生んだ革命児」
和気の山脈を愛し、和気の山脈に愛された男。
自然で培われた嗅覚は、新規ビジネス話の嗅ぎ分けをも可能とする。
スタッフに「白タートル着るとお腹ヤバイ」といわれスポーツジムに加入するが
それ以上に不規則な生活を行うためプラマイゼロ、むしろマイナス。
この逆境が逆に燃える(だが脂肪は燃えない)