ツクルとコワス

クリエイターに「ツクルとコワス」を聞いてみた。株式会社スクルト

イシイコウジ

みなさまこんにちは。今日は真面目な編集長のイシイコウジです。

突然ですが、クリエイターって「モノやコトを生み出す」ことを生業にしていますよね?
そんなクリエイターは、ただつくるだけではなくて、こわしたりすることもあるのではないか、むしろその連続ではないのか?

だから、
つくったりこわしたりする中で、何が生まれるのか?それはクリエイターの人生にどんな影響を与えているのか?
これを聞いてみようと思います。

 

あと、どんな所で働いているのか興味あるので、それもチェックや!

 

今回は、香川県高松市にあるデザイン事務所「株式会社スクルト」さんにやって来ました!

どうやらこちらに「破壊と創造のデザイナー」という異名を持った方がいるらしいので、

さっそく話を聞きに行きたいと思います!!

 

ちなみに、スクルトさんは、「クリエイティブはもっとできる。」を掲げて、

デザイン、ブランディング、セールスプロモーションと幅広く活躍されています。

詳しくは、ここを見てね。

http://scurto.jp

 

会社の入り口にあるこのオブジェが目印ね。

 

もともとショールームだった建物をリノベーションされていて、非常にシャレオツです。

 

中に入ってみます。

入るとすぐにとても広いエントランスが。

 

入り口には、スクルトさんが手がけたデザインがあります。

この商品も破壊と創造から生まれたのかな。。

 

反対側には、めちゃ広い打ち合わせスペース?がある。

 

で、ちょいちょい机と椅子のセットがあるんですよねー。

 

あ、ここも。。

 

村上モリローさん「実はここコワーキングスペースなんです。」

 

お!この方が、株式会社スクルト代表取締役で「破壊と創造のデザイナー」村上モリローさんです。

※以下モリローさん。

イシイ「ども!イシイです。そうなんですね!どおりで机や椅子がたくさんあると思った。そのあたりのお話も聞かせてください!」

モリローさん「よろしくお願いいたします。」

 

イシイ「さっそくですが、今回はクリエイターにとってつくったりこわしたりする中で、何が生まれるのか?それはクリエイターの人生にどんな影響を与えているのか?を聞いてみたいと思いやって来ました。」

 

イシイ「と、その前に先ほどのコワーキングスペースっていうのを教えていただけますか?」

 

モリローさん「ここはスクルトが今年9月に移転したスペースで、事務所移転に伴いコワーキングスペースも始めたんです。
理由は、広かったんで。というのは冗談で、僕の人生計画では、次は日本一いろんな人が集まるデザイン事務所にしたい!という思いがありました。そこで、とにかく人が集まるスペースを作りました。 」

 

↑コワーキングスペースで行なわれたイベントの様子。

モリローさん「ここからいろんな新しいモノやコトが始まるような渦のようなものを起したいですね。だから誰でも気軽に利用しやすいように、家賃も月1万円と格安にし、利用者さんがここで様々なイベントを行うことが出来るようにしました。」

 

↑コワーキングスペースでのトークイベント&交流会の様子。

モリローさん「また、農家さんなどの生産者さんたち1次産業に携わっている方は、家賃1カ月分の1万円分の生産物を持ってきてくださると、1カ月家賃無料で借りられる“物々交換システム”も始めましたし、学生さんなんかは地域貢献活動を行なった証明ができれば1カ月家賃無料で借りられる“学生地域貢献システム”なんかもあります。
とにかく、いろんな人が集まれば必ず新しいことが始まるので、ここを新しい始まりを応援する場所にしたいんです。」

 

イシイ「すごい!!まさにクリエイティブのエコシステムですね!」

 

他にも、このオフィスエリアには他の会社も入れるようになっております。

 

こっちがモリローさんのオフィス。

 

奥にはBEYOND DESIGN OFFICEという建築家さんの事務所があります。

かっこいいオフィス!

 

イシイ「なかなかおもしろい試みですねー!で、ここから本題なのですが、ズバリ、破壊と創造のモリローさんにとって、つくったりこわしたりする中で、何が生まれるのか?教えて頂けますか?」

モリローさん「僕は歴史が大好きなのですが、例えば明治維新もまず幕府を“壊す”があって、その後に明治政府を“作る”という順序で維新が成った。その他にも、源平合戦からの鎌倉幕府、戦国時代からの江戸幕府など、どんなときも新しいものが始まる時は“壊す”と“作る”ということが起こるのだと思います。その中でも、壊して作った後に永く残ったものは全て、“上手く壊す”ということが出来ていたと思います。」

 

モリローさん「僕はこの、“上手く壊す”というのがとても大切だと思っています。上手く壊さなければその後遺恨が残ったり綻びが見つかったりし、早々にまた破壊される。作った後のためにも“上手く壊す”というのを常に意識しなければなりません。かなり脱線しましたね(笑)

 つまり、そこから何が生まれるのかと言うと、僕は“新しい時代”が生まれると思います。壊してまで作るその先には、新しい技術やサービスから始まる“時代”が生まれる。そう思います。」

 

イシイ「なるほど!上手く壊すって大事なんですね!」

 

イシイ「ちなみに、モリローさん自身の人生にどんな影響がありましたでしょうか?」

 

モリローさん「そうですねえ。一言で言うと、新しい自分のためのインフラを作る。という感じですかね。
僕はクリエイターなので、地方のクリエイティブ業界の新しいインフラのために、上手く壊して作っている感じですね。
“バブルの頃はデザイン料がいまの10倍だった”とか言われてもいまは違う。
どんどん金額叩かれても寝ずに仕事をしなきゃいけない。
この負のスパイラルに指をくわえて我慢するのがめちゃくちゃ嫌だった。」

 

↑クリエーター団体、「瀬戸内工芸ズ。」のメンバーの方々。楽しそうだなー。

モリローさん「だったらそれを変える方法はないのかと考えて、瀬ト内工芸ズ。というクリエイター団体を立ち上げたりして、今までの既成概念や古い組織を上手くぶっ壊そう!と思いました。
いまはそうやって数年やってきてだいぶ壊れてきたので、作ることに力を入れていく時期に来たと思っています。
まさにこれから道を整備する感じですね。新しい道を作るのはやはりとても楽しいです!

 

あと、来年の夏には「瀬戸内デザインアワード」というイベントをやります。

瀬戸内圏のクリエイターをみんな集めて瀬戸内のデザインを考えるという一大プロジェクトですが、これをすることでクリエイターがもっと自分の土地に根付くデザインを考える機会を作れるので、これを自分たちで自分たちの価値を高め合うきっかけにしようと思います。

こういったことも全て自分のためにしていることなので、今はとにかく未来が明るいです!

 

まとめ

クリエイターにとっての「ツクル」と「コワス」はまさに「破壊と創造」。

しかも、上手く破壊して新しい時代を作るっていう発想、大変参考になりました!

今日は、破壊と創造のその先に、クリエイターの新しい未来が見えた感じでした。

次はどんなクリエイターに会えるか楽しみです!!

イシイコウジ

 

【今回取材したクリエイター】

株式会社スクルト

香川県高松市牟礼町大町103-2

ホームページ http://scurto.jp

 

モリローさんが部長を勤めている「瀬戸内工芸ズ。」はこちら。

http://setoco.jp

 

2018.11.04 fri

WRITER

  • 編集長
  • イシイコウジ

  • 写真家

岡山生まれ。
写真屋さん→ニート→デザイン事務所→まさかの写真で独立→仕事めちゃ忙しい→悩む→40歳になってやりたいことやる会社「株式会社おじさん」設立する→ノリでWEBメディア「ヒゲとメガネ」始める→飲食経験ゼロで、クリエイターが集まる「BARおじさん」作る→超個人的な出版社 おじさん研究所を設立→最近ブロガーじゃね?って言われる。←いまここ。
・ファイブグラフィックス 代表
・株式会社おじさん 代表取締役
・BAR おじさん研究所 オーナー所長
・出版社 おじさん研究所 代表

WRITER

ツクコワライター

  • 編集長
  • イシイコウジ

  • 写真家

岡山生まれ。
写真屋さん→ニート→デザイン事務所→まさかの写真で独立→仕事めちゃ忙しい→悩む→40歳になってやりたいことやる会社「株式会社おじさん」設立する→ノリでWEBメディア「ヒゲとメガネ」始める→飲食経験ゼロで、クリエイターが集まる「BARおじさん」作る→超個人的な出版社 おじさん研究所を設立→最近ブロガーじゃね?って言われる。←いまここ。
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・株式会社おじさん 代表取締役
・BAR おじさん研究所 オーナー所長
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  • ツクコワライター#01
  • ガ人

岡山県のメーカー、タグチ工業所属で広報を担当している。やけに建設機械の先端で使用されるアタッチメント、と呼ばれる機械に詳しい。だが、理系ではない。

  • ツクコワライター#03
  • ムラカミ

  • 株式会社スイッチ デザイナー

岡山の制作会社でグラフィック・WEBサイトのデザインをしている傍らでミニチュアを愛でミニチュアを作る女。

  • ツクコワライター#04
  • さばちゃん

人を幸せにできるデザイン、人のためになるアートを目指しているクリエイター。基本的に何でも「おもしろい」から入るタイプ。岡山県出身。物事の奥深さにどっぷりハマっているさばちゃんです◎

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  • つねつぐあきひろ

  • 株式会社スイッチ代表取締役

自称「和気町が生んだ革命児」
和気の山脈を愛し、和気の山脈に愛された男。
自然で培われた嗅覚は、新規ビジネス話の嗅ぎ分けをも可能とする。
スタッフに「白タートル着るとお腹ヤバイ」といわれスポーツジムに加入するが
それ以上に不規則な生活を行うためプラマイゼロ、むしろマイナス。
この逆境が逆に燃える(だが脂肪は燃えない)